検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 10 件中 1件目~10件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

Dispersive coupled-channel analysis of nucleon scattering from $$^{232} $$Th up to 200 MeV

Soukhovitskij, E. Sh.*; Capote, R.*; Quesada, J. M.*; 千葉 敏

Physical Review C, 72(2), p.024604_1 - 024604_12, 2005/08

 被引用回数:67 パーセンタイル:94.77(Physics, Nuclear)

非局所効果に起因する分散項を含むレーン型チャンネル結合模型を用いて、0.001$$sim$$200MeVの範囲で$$^{232}$$Thによる核子散乱過程の研究を行った。分散項を考慮することで、エネルギー依存性の無い形状因子と簡単なエネルギー依存線を持つポテンシャル強度で測定データをよく再現できた。陽子チャンネルに対しては、クーロンバリア以下のエネルギー領域で分散項から来るクーロン補正が主要であることがわかった。また、核力の非局所性が要請する虚数ポテンシャルの振る舞いが、100MeV以上でデータを記述するうえで重要なことが判明した。

論文

Partition of total excitation energy between fragment pairs in asymmetric and symmetric fission modes

西中 一朗; 永目 諭一郎; 池添 博; 谷川 勝至*; Zhao, Y. L.*; 末木 啓介*; 中原 弘道

Physical Review C, 70(1), p.014609_1 - 014609_10, 2004/07

 被引用回数:16 パーセンタイル:66.85(Physics, Nuclear)

核分裂における分裂片間での励起エネルギー分配機構と二重分裂モードとの関連性を調べるため、$$^{232}$$Thの陽子誘起核分裂において、核分裂片の質量数,運動エネルギーを二重飛行時間測定法を用いて精密に測定した。モンテカルロ計算によって、飛行時間測定で機器的に生じる「ゆらぎ」の影響がない分裂片から放出される即発中性子数をもとめた。非対称に質量分割する分裂モードと対称に質量分割する分裂モードが共存する分裂片質量領域(質量数98-107, 126-135)では、即発中性子数と分裂片全運動エネルギーとの相関に二重モードに由来する構造が観測された。この相関から二重分裂モードそれぞれの即発中性子数をもとめ、それに基づいて分裂片間での励起エネルギー分配機構を明らかにした。二重核分裂モードにおける励起エネルギー分配機構を初めて実験的に明らかにした。

論文

Measurement of intrinsic radioactivity in a GSO crystal

Wang, S. C.*; Wong, H. T.*; 藤原 守

Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 479(2-3), p.498 - 510, 2002/03

 被引用回数:22 パーセンタイル:78.36(Instruments & Instrumentation)

GSO結晶中に含まれる極めて微量の放射性同位体元素を測定した。GSO中に含まれるものは$$^{232}$$Thや$$^{238}$$Uがあり、太陽ニュートリノ検出器のためにこれらの放射性元素をどの程度、減少すべきかを議論した。$$^{160}$$Gdは二重$$beta$$崩壊核であり、この原子核の半減期の上限を求めた。

論文

Deformation of fragments with A $$simeq$$ 130 in two mode fission

西中 一朗; 永目 諭一郎; 塚田 和明; 市川 進一; 池添 博; 谷川 勝至*; Zhao, Y.*; 末木 啓介*; 中原 弘道*

Proceedings of 2nd International Conference on Fission and Neutron-rich Nuclei, p.494 - 496, 2000/03

近年、アクチノイドの中励起核分裂には、対称に質量分割するモードと非対称に質量分割するモードが存在し、それぞれ異なる切断時形状を経て分裂することが、分裂片の質量と運動エネルギーの測定から明らかになった。この分裂モード間での切断時形状の違いを、対を成す分裂片の変形度の観点から調べるため、$$^{232}$$Thの陽子誘起核分裂で、分裂片の質量,運動エネルギー,即発中性子数の同時計測を行った。質量数130近傍の分裂片から放出される即発中性子は、モード間で大きく異なり、その差は平均1.5個。エネルギーに換算して15MeVであり、運動エネルギーの違いとよく一致した。一方、対を成す質量数130近傍の分裂片にはほとんど違いが見られなかった。これから、分裂モード間での切断時形状の違いは、質量数130近傍の分裂片の変形度を反映した結果であることがわかった。

論文

Fragment mass dependence of angular anisotropy in 15 MeV proton-induced fission of $$^{244}$$Pu

塚田 和明; 西中 一朗; 篠原 伸夫; 市川 進一; 永目 諭一郎; 末木 啓介*; 中原 弘道*; 大槻 勤*; 谷川 勝至*

European Physical Journal A, 2(2), p.153 - 155, 1998/00

 被引用回数:2 パーセンタイル:17.12(Physics, Nuclear)

$$^{232}$$Thおよび$$^{244}$$Puの15MeV陽子誘起核分裂において質量数88~159の分裂片の角度分布を放射化学的手法で求めた。両反応系において分裂する際の質量分割比が1:2という極端な非対称質量分割領域と質量数140程度の典型的な非対称質量分割領域に違いはなく、核分裂過程において同じ鞍点を経由すると考えられる。$$^{232}$$Th+p核分裂において対称分割生成物の角度異方性が非対称分割生成物の値より明らかに小さく、質量数130の領域はその中間値を示した。これら異なった角度異方性は2種類の鞍点の存在を示唆し、中間値は両成分の混合によるという仮定で説明できる。$$^{244}$$Pu+p系では対称分割生成物は観測できないが質量数130程度では$$^{232}$$Th+p系と同じ傾向が見られた。このように角度異方性は対称および非対称分割で得られるような2つの質量分割モードの存在で説明できる。

論文

Highly asymmetric mass division in low-energy proton-induced fission of $$^{232}$$Th and $$^{244}$$Pu

塚田 和明; 篠原 伸夫; 西中 一朗; 市川 進一; 永目 諭一郎; 末木 啓介*; 小林 貴之*; 中原 弘道*; 谷川 勝至*; 大槻 勤*

Radiochimica Acta, 76(4), p.173 - 180, 1997/00

$$^{232}$$Thおよび$$^{244}$$Puの陽子誘起核分裂によって生成する希土類元素領域の励起関数と質量分布を入射エネルギー9~16MeVの範囲で測定した。対象とした領域は主に核分裂の際の分裂比が1:2程度までで半減期10分以上の核種であり、全核分裂片から自動制御されたイオン交換分離装置で迅速に分離し定量にした。$$^{244}$$Puの実験系では測定できたどの質量領域においても同様な励起関数が得られたが、$$^{232}$$Thの実験系においては典型的な非対称質量分割で生成する領域(質量数140程度)と高い非対称質量分割で生成する領域(質量数150以上)で異なる傾向を持つ励起関数が得られた。$$^{232}$$Thの実験系におけるこの高い非対称性をもった領域は、中性子数50の閉殻が関与すると考えられる軽い分裂片の対になる領域であり、この励起関数にこのような閉殻の影響が反映されたと考えられる。

論文

Two deformation paths in proton-induced fission of $$^{232}$$Th

永目 諭一郎; 西中 一朗; 塚田 和明; 大浦 泰嗣*; 市川 進一; 池添 博; Y.L.Zhao*; 末木 啓介*; 中原 弘道*; 谷川 勝至*; et al.

Physics Letters B, 387, p.26 - 30, 1996/00

 被引用回数:44 パーセンタイル:87.58(Astronomy & Astrophysics)

$$^{232}$$Thの陽子誘起核分裂において、二つの独立した変形径路(二重モード核分裂)の存在を初めて直接的に実験で検証した。すなわち、低い核分裂障壁を通る変形過程では核分裂片の殻構造によって安定化の影響を受けあまり変形しないで分裂するが、高い核分裂障壁を通る変形過程では、大きく変形してから分裂する。そして前者の過程では非対称な質量分割を引き起こし、後者では対称質量分割が優勢になることを明らかにした。

論文

Binary scission configuration in light actinide fission

大槻 勤*; 池添 博; 永目 諭一郎; 塚田 和明*; 中原 弘道*

Dynamical Aspects of Nuclear Fission 1991, p.180 - 191, 1992/00

$$^{232}$$Th,$$^{238}$$Uの陽子誘起核分裂における核分裂片の質量、速度及び運動エネルギー分布を飛行時間同時測定法を用いて測定した。速度及び運動エネルギー分布において$$^{232}$$Th+p系では分裂片の質量数A=128-131の領域で、$$^{238}$$U+p系ではA=126-130領域で、2重構造が観測された。これらの物理量は核分裂する直前の分裂片の形状(scission configuration)を反映しており、1つは液滴模型から予測される変形した原子核を、1つは殼構造に基づく球形の原子核を表すものと考えられる。

論文

Self-shielding factors for neutron capture reactions of uranium-238 and thorium-232 in energy range of 1$$sim$$35keV

大井川 宏之; 藤田 薫顕*; 小林 捷平*; 山本 修二*; 木村 逸郎*

Journal of Nuclear Science and Technology, 28(10), p.879 - 893, 1991/10

$$^{238}$$U及び$$^{232}$$Thの1$$sim$$35keVにおける中性子捕獲反応の自己遮蔽因子を測定した。自己遮蔽因子は、透過率及びself-indication ratioを様々な厚さの透過試料について、電子線型加速器を用いた中性子飛行時間法により測定して求めることができる。実験結果をJENDL-2、JENDL-3、ENDF/B-IVに基づく計算値と比較した。$$^{238}$$Uでは、実験による自己遮蔽因子に中性子エネルギー依存の構造が見られたが、JENDL-2及びENDF/B-IVによる計算には非分離共鳴領域においてこの構造が見られず、特に4~6keVで実験より小さい値を与える。JENDL-3の分離共鳴パラメータによる計算は、このエネルギー範囲で実験と良く一致したが、他のエネルギー範囲で実験との差異が見られた。$$^{232}$$Thでは、非分離共鳴領域で実験と計算の大きな差異は見られないが、分離共鳴領域でJENDL-2とJENDL-3は実験値よりも小さな値を与える傾向が見られた。

報告書

$$^{238}$$U,$$^{232}$$Th,$$^{12}$$Cの18MeV中性子に対する中性子二重微分断面積の測定

馬場 護*; 松山 成男*; 伊藤 卓也*; 伊藤 伸夫*; 前田 一人*; 平川 直弘*

JAERI-M 91-059, 30 Pages, 1991/04

JAERI-M-91-059.pdf:1.06MB

$$^{238}$$U、$$^{232}$$Th及び$$^{12}$$Cの18MeV入射中性子に対する中性子生成二重微分断面積の測定を行った。新たに改発したポストチョッパーや検出器のタイミング特性の改善により、エネルギー分解能が改善された。測定は30゜~145゜、0.8~18MeVの範囲で行った。得られたデータをJENDL-3、ENDF/B-IV($$^{12}$$CについてはB-V)のデータと比較し、食い違いの原因を検討した。$$^{238}$$Uと$$^{232}$$Thの二次中性子の非等方性は、核分裂中性子が等方であると仮定するとKalbach-Mannの系統式により良く再現されることが分かった。$$^{12}$$Cの散乱断面積と連続中性子のスペクトルは両評価値とかなりの差を示した。

10 件中 1件目~10件目を表示
  • 1